超短編やサイトのお知らせなど。
(推敲ナシの一発書きなのでご了承ください)
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真昼間の話
「お腹すいた…」
今日の4時間目の授業は体育だった。先程からお腹が空腹を訴えるように鳴っている。周りに聞こえていないかどうか心配だ。本当にどうして昼食前に体を動かす教科が入っているのだろう。時間割を組んだ先生を激しく恨む。
私はふらつきながら教室に辿り着いた。
「お帰りー。遅かったね」
「ごめんごめん。もうお腹空きすぎて死にそう」
死にそう、はちょっとやり過ぎな表現だったかな。そんな風に笑いながら、弁当を取り出そうと自分の鞄を開けたときであった。
「…あれ?」
どこをどう探してもお弁当の包みは見つからない。もしかして教科書の間に挟まっているのであろうか。試しに鞄の中身をすべて出して、母お手製の昼食は見つからなかった。
忘れたのならば仕方ない。私は財布を手に学食に向かった。お腹は空腹を通り越して腹痛を訴えつつある。早くご飯食べたいなぁ、なんて
「あら、ごめんねぇ。今日は全部売り切れちゃったの」
最悪だ。
困ったように笑うおばちゃんに罪はない。わかっているがどうしても怒りを隠せない。そういえばお腹が空くと短気になるんだっけな。
昼休みの終了まであと10分。家にお弁当を取りに帰るには少し短すぎる時間だ。こうなったら、空腹のままあと2時間を過ごすしかないか。そう考えると気が遠くなった。
多分今は酷い顔付きをしているのだろう。こんなことならば友達にお昼分けてもらえばよかった、と今更ながら後悔が過ぎる。
教室に戻り、次の授業の準備をしていると、担任教師がやってきた。
「田辺さん、これ、お母さんから預かっててねぇ…昼休みが始まった時に渡そうかと思ってたんだけどついうっかり忘れてて。ごめんなさいねぇ。とりあえず授業中には食べちゃ駄目よ?」
その日から担任への接し方が変わったのは言うまでもない。
------------------------------
ご無沙汰してます。
始めてケータイで書いてみた文章です。
防水なので、お風呂の中でちまちまちまちま……
……はい、のぼせました。ただの馬鹿です。
でもまぁ、ケータイだとだいぶ時間がかかるなぁ
真昼間の話
「お腹すいた…」
今日の4時間目の授業は体育だった。先程からお腹が空腹を訴えるように鳴っている。周りに聞こえていないかどうか心配だ。本当にどうして昼食前に体を動かす教科が入っているのだろう。時間割を組んだ先生を激しく恨む。
私はふらつきながら教室に辿り着いた。
「お帰りー。遅かったね」
「ごめんごめん。もうお腹空きすぎて死にそう」
死にそう、はちょっとやり過ぎな表現だったかな。そんな風に笑いながら、弁当を取り出そうと自分の鞄を開けたときであった。
「…あれ?」
どこをどう探してもお弁当の包みは見つからない。もしかして教科書の間に挟まっているのであろうか。試しに鞄の中身をすべて出して、母お手製の昼食は見つからなかった。
忘れたのならば仕方ない。私は財布を手に学食に向かった。お腹は空腹を通り越して腹痛を訴えつつある。早くご飯食べたいなぁ、なんて
「あら、ごめんねぇ。今日は全部売り切れちゃったの」
最悪だ。
困ったように笑うおばちゃんに罪はない。わかっているがどうしても怒りを隠せない。そういえばお腹が空くと短気になるんだっけな。
昼休みの終了まであと10分。家にお弁当を取りに帰るには少し短すぎる時間だ。こうなったら、空腹のままあと2時間を過ごすしかないか。そう考えると気が遠くなった。
多分今は酷い顔付きをしているのだろう。こんなことならば友達にお昼分けてもらえばよかった、と今更ながら後悔が過ぎる。
教室に戻り、次の授業の準備をしていると、担任教師がやってきた。
「田辺さん、これ、お母さんから預かっててねぇ…昼休みが始まった時に渡そうかと思ってたんだけどついうっかり忘れてて。ごめんなさいねぇ。とりあえず授業中には食べちゃ駄目よ?」
その日から担任への接し方が変わったのは言うまでもない。
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ご無沙汰してます。
始めてケータイで書いてみた文章です。
防水なので、お風呂の中でちまちまちまちま……
……はい、のぼせました。ただの馬鹿です。
でもまぁ、ケータイだとだいぶ時間がかかるなぁ
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