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そうだ、ここを使ってSSの練習をすればいいんだ←
…いえ、「物書きさんに30のお題」というものを見つけたので、やってみようかなぁと思っただけですw
一日一題づつくらいやってみます。

お題配布元:あなぐら様 http://99.jpn.org/ag/

続きから始まります。


 



[01] 壊れた時計


 今日こそは部屋を掃除しよう。
 最近忙しかったから、そろそろ足の踏み場がなくなりつつある。元々片付けるのが苦手だから尚更だ。一人暮らしになってから特に酷くなったような気がする。そんなことを考えながら、私は手あたり次第にゴミを捨てていった。

 よし、大方綺麗になった。あとは掃除機だけかな。
 ふと、棚の奥底から出てきた懐中時計に目を向けた。かなり古いものらしい。時計盤にはひびが入り、当然のことながら針は動いていない。電池交換のフタも見当たらない……って、これは当たり前か。
 ネジを巻いてみたが動く気配すら感じられない。
 そもそも、こんなものを自分が持っていただろうか。
 疑問だらけの動かない時計。母なら何か知っているだろうか。そう思い、私は携帯電話を取り出した。

『ああ、それは私のおじいちゃん……あなたから見るとひいおじいちゃんになるのかしら……が持っていた時計よ。あなたが欲しいって言うからあげたんじゃない』
「え、そうだっけ……忘れてた」
『ほら!ばーちゃんの物皆で整理したときよ!』 
「一体いつの話だよそれ」

 それから軽く現状報告と世間話を済ませてから私は電源ボタンを押した。
 そうだ。これは曾祖父の形見だったんだ。何故か当時の私の心をくすぐるものがあって無理言って貰ったものだった。
 もう動かないんだろうか。
 少しだけ、この時計が動くところが見たかった。

 その夜。夢を見た。
 若い青年が家を出て行こうとしている。その服装は兵隊を意識させるものであった。
『どうか、無事で』
 今度は若い女性の声だ。振り向くと、彼女が新品の懐中時計を持っている。
『これを、私の代わりだと思ってください』
 それを差し出して言う女性を一瞥し、青年はひったくるようにして時計を受け取った。そして一つだけ頷いて、彼は出て行った。

 そこで目が覚めた。また辺りは暗い。
 不意に秒針音が聞こえる。この部屋には時計はないはずなのに。
 ふと傍らに置いておいた懐中時計に目をやると、微かに秒針が動いていた。……が、壊れかけの時計によくあるように一向に針は進もうとしない。
 不思議に思いながら携帯電話の時計を確認し、私はもう一度眠りについた。

 次の日から、その時計が動いたことはない。
 私は確信を持って言える。あの夢の青年は写真でしか見たことのない曾祖父に瓜二つであった。傍にいた女性は曾祖母だろうか。
 
 あの夢は、壊れかけた時計の記憶だったのだ。


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やまなしおちなし意味なし?
結構思いつくまま書きましたねぇ、コレ。
こんな感じで毎日頑張ろうかなぁ
 

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